エントリーシートについて



エントリーシートの意義

アメリカでは、大学入学に際しては ESSAY (自己紹介の小論文) 、就職や転職 に際しては RESUME (履歴書) が重要な役割を持ちます。 ほとんどの大学院の入学選抜では大学での成績表と ESSAY のみで 合否を判定しますし、転職の際の RESUME は専門のコンサルタントに 相談するのが普通です。

日本の一般企業では面接が重要視されますが、この面接官の机の上には エントリーシートが乗っています。面接官はエントリーシートを見ながら、質問をしてゆきます。 受験者の応えを聞くのも、エントリーシートを見ながらでしょう。 そして大抵の場合、受験者が入室する前にもエントリーシートに目を通しています。 つまり、面接官にとって受験者の第一印象はエントリーシートなのです。


エントリーシートの内容

エントリーシートの内容は大きく分けて、「経歴」と「自己紹介文」から成ります。 「経歴」は正直に正しい内容を書くしかありませんが、「自己紹介の文」 では その出来/不出来に大きな差ができます。 その要素を挙げて見ると「字のきれいさ」「文章力」「内容」となるでしょう。 「字のきれいさ」については、下手でも丁寧に書けば認めてもらえますので、 問題ありません。
しかし、稚拙な文章力では採用する気にはならないでしょうし、 志望の意志が疑問に感じられる様なものでは問題でしょう。


エントリーシートの実際

某人気企業では、エントリーシートに以下のような記述欄があります。
  その職種を希望する理由、その職種に配属された
  ときに自分の知識や経験をどう活かして行きたいか
  を書いてください。(400文字程度)

  卒業論文または修士論文の内容の説明をわかりやすく
  書いてください。(300文字程度)

  今までの人生でこれをやったと胸をはって言えること、
  今やりつつあることを書いてください。
  (500文字程度)

人気企業の就職試験では、面接の前に書類選考での選抜が行なわれます。 この書類選考では、この記述の採点が占める割合はかなり高いと推定され ますし、面接でもこの記述を元に質問が繰り出されて来ると考えられます。


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